豚ロースのとんかつ
食べ盛りのお子様も大好きな「とんかつ」、 海外でも安心な簡単ソースレシピ付き
動画を交えて日本の食卓で親しまれている定番の豚肉料理をご紹介する「Movie recipe」。
初回は、栄養満点、ビタミンB1たっぷりの豚ロースのとんかつをご紹介します。
材料-4人分
- ロース豚肉(目安:厚さ2~3cm 重さ120g~200g):4枚
- 小麦粉:100g
- 卵:2~3個
- パン粉:300g
- サラダ油:3L
- 塩こしょう:少々
ソース
- ウスターソース:大さじ2
- ケチャップ:大さじ2
- 砂糖:大さじ2
- みそ:小さじ1/2
- 水:大さじ1(お好みで増減)
- レモン汁:適量
作り方
- 肉が縮まないよう、赤身と脂身の間にあるスジに包丁の刃先で切れ込みを入れ、肉を柔らかく均一にするために、包丁の背でたたく。
- 肉の裏表両面に塩こしょうで下味をつける。
- 小麦粉、卵、パン粉の順で衣をつける。小麦粉は「よくつけて、よくはらう」、卵は「裏・表・横、まんべんなくつける」、パン粉は「たっぷり付けて少し手で押さえる」。
- ソースの材料を混ぜて「とんかつソース」を作る。
- サラダ油を170℃に加熱し、衣が落ちないようにスーッと油の中に入れて約3分、表面がうっすらときつね色になったところで裏返す。さらに3分ほどで油から上げる。
- キャベツの千切りとともに盛り付け、「とんかつソース」を掛け、お好みでレモンなどを絞ってお召し上がりください。
Point
- トンカツを上手に揚げようと思ったら、たっぷりめの油を使うのがコツです。
油が少ないと衣が剥げやすくなり、剥げたところから美味しい肉汁が漏れ出してしまいますので、肉を通した時に油に浮くくらいの量があると上手く揚がります。
「トンカツ」の「カツ」は「カツレツ」の「カツ」。
日本では「勝利」を意味する「勝」とかけて、野球やサッカーなど、子供たちの勝負の日の前夜に食べられたりもしています。それもあって、子供たちにも大人気のメニューです。
「カツレツ」は元々、牛肉にパン粉をつけて炒め焼きするフランス料理の「コートレット」が由来とか。
海外の良いものや珍しいものを、見よう見まねで取り入れて、我流でアレンジし、家庭の食卓にも載る定番料理にしてしまうという、何とも日本人らしい料理のひとつと言えるのではないでしょうか。
豚ロースは、トンカツの他にも、ソテーして食べたり、薄切りにして生姜焼きにして食べたりと、日本人に最も食べられている部位といわれています。赤身と脂身の割合が丁度よく、表面の脂身部分に甘みや旨みが凝縮され、キメが細かく柔らかい肉質が特徴です。
四元豚”ゆめの大地”は、「バークシャー」種が配合されているので、通常の豚肉や三元豚に比べ、赤身に挟まれた「サシ」が上質で、より脂身に甘みがあるとご好評を頂いてます。