厚揚げのゴーヤチャンプルー
初夏の野菜と
"ゆめの大地"を楽しむ、旬のレシピ
"ゆめの大地"と旬の食材を使用する『旬のレシピ』、第六回目は、6月~8月に旬を迎える野菜「ゴーヤ」を使った料理をご紹介します。
苦みの強いゴーヤは、
チャンプルーにすると苦みが和らぎ、
食べやすい味わいになります。
豚ばら肉と厚揚げを入れることで、
食べ応えがあり元気になる一品です。
材料-2人分
- ゴーヤ:1/2本
- 砂糖:少々
- 塩:少々
- 豚ばら肉:100g
- 厚揚げ:1枚
- にんじん:1/3本
- 玉ねぎ:1/4個
- 卵:1個
- ごま油:小さじ2
- 塩こしょう:少々
- かつお節:適宜
調味料
- 和風顆粒だしの素:小さじ1
- みりん:小さじ1
- 酒:小さじ1
- 醤油:小さじ2
作り方
- ゴーヤは種とワタを取り除き、薄切りにし、砂糖、塩を振り手で揉み5分おく。流水で流し水気を切る。
- 豚ばら肉、厚揚げは食べやすい大きさに切る。
- にんじんは食べやすい大きさに短冊切りにする。玉ねぎは薄切りにする。
- フライパンにごま油、1)、2)を入れて焼き色がつくまで強火で炒める。塩こしょうで下味をつけ、一度取り出す。
- 同じフライパンに1)、3)を入れて玉ねぎが透き通るまで強火で炒める。
- 4)を戻し、調味料、溶き卵を加え、強火でさっと炒める。
- 器に盛り、お好みでかつお節をかける。
Point
- ゴーヤはしっかりと水気を切りましょう。具材を炒める時に水っぽくなることを防ぐことができます。
ゴーヤの苦み成分である「モモルデシン」には、胃の粘膜を保護するはたらきがあります。また胃腸を刺激して唾液を分泌し、食欲を増進してくれるはたらきがあります。
そのため、ゴーヤは夏の暑さや湿度の高さが原因で起こる夏バテの予防や対策におすすめの食材です。しかし刺激が強いため、食べすぎると胃が荒れてしまう恐れがあります。1日1/2本程度(約100g)を目安にするといいでしょう。
モモルデシンは水溶性のため、水に溶けやすい性質があります。苦みが苦手に感じる場合は、塩や砂糖で揉んだ後に水に浸したり、下茹でしたりするとよいです。
Editor
細野 沙也加
HOSONO Sayaka
フードコーディネーター
大手食品商社にて2年勤務後、独立。
料理番組出演、料理動画サービスレシピ制作・撮影、料理記事の執筆や講師など多岐にわたり活躍中。
真似しやすく簡単な家庭料理のレシピ制作を得意とする。 2017年〜渡星し、弁当レシピを開発・販売。和食の発信に務める。
Editor
牧田 淑美
MAKITA Yoshimi
Registered Dietitian
中食会社の商品開発や特定保健指導などを経験。
豊富な管理栄養士としての現場経験の傍ら、コラム執筆や栄養計算に携わる。
健康課題のある方へのメニュー制作を得意とする。