温泉卵のルーローハン

夏の野菜と"ゆめの大地"を
楽しむ、旬のレシピ

"ゆめの大地"と旬の食材を使用する『旬のレシピ』、第七回目は、夏に旬を迎える野菜「青梗菜」を使った料理をご紹介します。
しっかりと味が染み込んだ豚バラ肉と、とろとろな温泉卵は、言わずもがな相性抜群。自分のタイミングで温泉卵を崩して、お肉やご飯に絡めて食べると至福の時が訪れます。ふんわりと香る八角の風味がたまらない一品です。

THE RECIPE

台湾気分を味わえるルーローハン、
トロっととろける温泉卵と豚肉のかけ合わせが絶品です。
緑の青梗菜で彩りもよく、食欲が増します。

温泉卵のルーローハン

材料-2人分

  • 豚バラ肉(塊):300g
  • サラダ油:小さじ1
  • 青梗菜:1/2株
  • 紫玉ねぎ:1/4個
  • 寿司酢:大さじ3
  • 白飯:2杯分
  • 温泉卵:2個
  • 糸唐辛子:適宜
  • 白炒りごま:適宜

調味料A

  • しょうゆ:小さじ1
  • 紹興酒:小さじ1

調味料B

  • しょうが:1片
  • にんにく:1片
  • 水:100ml
  • 酒:大さじ3
  • 砂糖:大さじ3
  • 醤油:大さじ3
  • 五香粉:小さじ1/2

作り方

  • 青梗菜は半分に切り耐熱皿に乗せ、ふんわりとラップをし、600Wのレンジで2分加熱すし、水気を切る。紫玉ねぎは繊維を断ち切るように1cm幅に切り、すし酢につける。
  • 生姜は皮付きのまま薄切りにする。にんにくは皮をむき、包丁の腹で潰す。
  • 豚肉は2cm幅の拍子木切りにする。
  • ボウルに調味料A、3)を入れて混ぜる。
  • 鍋にサラダ油を入れて中火で熱し、4)を入れて焼き色がつくまで焼く。
  • 調味料Bを加え、煮汁が半量になるまで中火で煮る。
  • 器に白飯、6)を盛り、中央をくぼませ、温泉卵を落とす。1)の青梗菜、赤玉ねぎの酢漬けを添える。お好みで糸唐辛子、白炒りごまを飾る。

青梗菜は、有能な栄養素をもつ野菜のひとつ。今回は、その中でも2つに絞って解説します。

カルシウム
カルシウムは不足しやすい栄養素のひとつ。そんなカルシウムが青梗菜には豊富に含まれています。骨の健康を保つはたらき以外にも、精神面に影響を与える神経伝達系にも関与しているのです。神経の興奮を抑えてくれたり、心臓のリズムを一定にしたりなどのはたらきがあります。そのため、日々の食事でしっかり補いましょう。
青梗菜には、身体に吸収しにくい非ヘム鉄とよばれる鉄を多く含んでいます。非ヘム鉄は、動物性たんぱく質を組み合わせて食べることによって吸収率が上がります。そのため、今回紹介したルーローハンのレシピは豚肉を使用した料理なので、相性ばっちり。”ゆめの大地”の動物製タンパク質と青梗菜の非ヘム鉄で、身体への吸収率を上げることができます。

是非、レシピを参考に栄養も効率よくいただきましょう。

Editor

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細野 沙也加

HOSONO Sayaka

フードコーディネーター

大手食品商社にて2年勤務後、独立。
料理番組出演、料理動画サービスレシピ制作・撮影、料理記事の執筆や講師など多岐にわたり活躍中。
真似しやすく簡単な家庭料理のレシピ制作を得意とする。 2017年〜渡星し、弁当レシピを開発・販売。和食の発信に務める。

Editor

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牧田 淑美

MAKITA Yoshimi

管理​栄養士

中食会社の商品開発や特定保健指導などを経験。
豊富な管理栄養士としての現場経験の傍ら、コラム執筆や栄養計算に携わる。
健康課題のある方へのメニュー制作を得意とする。

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