豚肉と夏野菜のピリ辛まぜ麺
夏の野菜と"ゆめの大地"を
楽しむ、旬のレシピ
"ゆめの大地"と旬の食材を使用する『旬のレシピ』、第八回目は、7月から11月に旬を迎える野菜「きゅうり」を使った料理をご紹介します。
今回は、四川風ラー油の痺れる辛さが病みつきになる、夏にぴったりのピリ辛まぜ麺です。
よく冷えたコシのある中華麺と柔らかな豚しゃぶにピリ辛ダレが絡み、
あと引く美味しさです。
きゅうり、トマトの爽やかな夏野菜と一緒にお召し上がりください。
材料-2人分
- 中華麺(冷やし中華用):2袋
- 豚ロース肉:200g
- サニーレタス:2枚
- ベビーリーフ:適量
- きゅうり:1/4本
- トマト:1/4個
- 大葉:6枚
- 白炒りごま:少々
調味料
- めんつゆ(3倍濃縮):大さじ3
- 水:大さじ4
- コチュジャン:大さじ1
- ラー油(四川風):大さじ1/2
- ごま油:大さじ1/2
作り方
- ボウルに調味料を入れ、よく混ぜる。
- サニーレタスは食べやすい大きさにちぎる。きゅうりはスライサーでスライスする。トマトは食べやすい大きさに切る。
- 大葉は千切りにし、水にさらし、水気を切る。
- 鍋に水を入れ湯を沸かし、弱火にし、豚ロース肉を1枚ずつ中まで火が通るまでサッと茹でる。常温の水にさらし水気を切る。
- 鍋に水を入れ湯を沸かし、中華麺を表記の時間通り茹でる。氷水にさらし水気を切る。
- 器に中華めん、サニーレタス、きゅうり、ベビーリーフ、トマトを順にのせる。
- 1)のタレをかけ、大葉、白炒りごまを飾る。
Point
- 豚肉を茹でた後は、常温の水にさらすこと。氷水など温度が低い水にさらすと、脂が固まり食感が悪くなってしまうので注意してください。
夏野菜の代表格でもあるきゅうり。
きゅうりは「Least lalorific fruit」(最もカロリーが低い果実)としてギネス世界記録に登録されているほど低カロリー(100gあたり14kcal)*1で、とってもヘルシーな野菜です。
そのため一見、栄養はないのではないかと思われるかもしれませんが、実はカリウムやビタミンC、食物繊維などの栄養素がたっぷり詰まっています。
カリウムは利尿作用があり、体内のナトリウムを排出してむくみの解消によく効くといわれ、また、体にこもった熱を排出し体を冷やす効果があります。
カリウムが不足すると、筋肉に疲労が蓄積しやすくなり、食欲も減退。いわゆる夏バテの状態になるのです。
今年の夏は栄養たっぷりなきゅうりと”ゆめの大地”を合わせて食べて、夏バテを防止しながら夏を乗りこえましょう。
*1 日本食品標準成分表2020年版(八訂)より
Editor
細野 沙也加
HOSONO Sayaka
フードコーディネーター
大手食品商社にて2年勤務後、独立。
料理番組出演、料理動画サービスレシピ制作・撮影、料理記事の執筆や講師など多岐にわたり活躍中。
真似しやすく簡単な家庭料理のレシピ制作を得意とする。 2017年〜渡星し、弁当レシピを開発・販売。和食の発信に務める。
Editor
牧田 淑美
MAKITA Yoshimi
管理栄養士
中食会社の商品開発や特定保健指導などを経験。
豊富な管理栄養士としての現場経験の傍ら、コラム執筆や栄養計算に携わる。
健康課題のある方へのメニュー制作を得意とする。